ひろ★読書レビュアー

ビジネス本中心に読んだ本のアウトプットをして行きます

50歳からはこれしかやらない〜早く読まないと人生手遅れになるかも??

仕事一筋の男性の方 今のままで定年後は幸せになれると思いますか?

残念ながらそうでない可能性が高い 

 

 

だからこの本を読んだ方がいいです

読んで、向こう30年間をどう生きていくか?作戦を練りましょう

 

 

 

人それぞれの生きた歴史ってあるし

 

それはそれぞれ尊いものだと思う

 

大概の人は「仕事に打ち込んできた!」って胸を張って言うだろう

 

でも、

 

それでも

 

よく考えてみて

 

仕事に打ち込むって素晴らしいことだけど

 

定年で自分から仕事がなくなったら?

 

会社が自分を必要としなくなったら?

 

その時はあなたはアイデンティティを何に求めるの?

 

この本は多くのサラリーマンが薄々感じてるけど思わず目をそらして
しまうところにスポットライトを当てた一冊です

 

50代って、20代の時以来の人生の選択肢を迫られるとき

 

20代って就活で人生の命運をかけた選択をしないといけない
早ければ結婚という人生で最も大きな選択肢も現れる

 

50代は?

 

子供も大きくなり、早い人では住宅ローンも完済し
経済的に余裕の出てくる人もいるでしょう

 

会社人として見るなら、出世コースに乗れればいいですが
コースから早くもリタイアしてしまった人は今後の身の振り方を
考えないとならないでしょう

 

よくも悪くも50代って自由になるもの、なら無いもの含めて
選択をしないといけないものって沢山あるんです

 

だから慎重にならないといけない

 

時にはゆっくり時間をかけて今までの生き方を振り返り、これからの将来のことに思いを馳せるべきなのです

 

多分、サラリーマンの多くの割合を占めてるだろう会社一筋の方々
ちょっと足を止めて考えてみませんか?

 

ここから先、仕事一筋を貫いて出世街道をひた走るために


自分の自由な時間とストレスを引き換えに頑張りますか?


それを望むならそれも結構

 

でもよく考えてみてください。仕事一筋で頑張ってその後は?

 

仮に60歳で定年退職したとして、80歳まで生きることができれば
20年間どうしますか? まだお世話になった会社で頑張る?

 

無理ですよね。

どう頑張っても65歳くらいが限界

残り15年はタダの人として生きていかないといけません

 

例え、会社で部長やって他としても会社辞めたら肩書きは通用しません
逆に肩書きをかざされたら周りからウザがられますよ

 

今まで通用していた権威性を失った時にアイデンティティが崩壊してしまいかねません

 

特に男性

 

特に会社で偉かった人、高学歴だった人

一番危ないです

 

だから取り返しの付くうちに老後の自分が幸せな人生を歩める様に
今のうちから準備を始めましょうというのがこの本の内容です

 

著者の大塚 寿さんはリクルート社で経験を積まれ、数多くの転職者と
関わりを持っておられました(その数1万人!)


転職者を追いかけて行くと、残念な結果に終わってしまった人

自分の力を生かすことができる転職を見つけることができた人

 

様ざまだったそう

 

成功した人達の共通項目を整理すると
「50代の早くから定年に向けた準備を進めてきた人」

が傾向的に成功していたそうです

 

仕事以外の趣味や勉強に熱中してみたり

(そこから生まれる新たな人の関わりを大切にする)

 

若い人と積極的に関わりを持ってみたり

 

はたまた、人間関係のコネを上手く利用して定年後の転職活動を
コツコツ進めてみたり。。。

 

簡単にまとめると仕事以外のコミニュティーを探し求め、
アイデンティティーの柱を複数持っておくということが定年後を幸せに
過ごすポイントになってきます

 

そのために、まず初めに取り掛からないといけないこと

 

①仕事の責任を徐々に手放していく(特に55歳以降は)

②周りから無理して「できる奴」って思われようとしない

 

この30年間組織のために自分の時間を散々切り売りしてきたんだから
これ以上、もういいでしょ

 

そろそろ自分の為に自分の時間を使っても攻める権利は誰にもない
誰も自分の人生を棺桶まで面倒きてくれやしない(ご家族は別ですよ)

 

だから無駄に責任を負ってストレス溜める必要なんてないんです

 

自分に残された10年ほどの準備期間で、備えられるものは備えていきましょ

 

じゃあ何を準備すればいいんだ?

と思う方もいらっしゃるでしょう

 

そのためのこの本です

「50歳からはこれしかやらない」(大塚 寿:著)

この本を読んでいただければ、今から何を備えておくべきかが見えてきます

 

45〜50歳までで、現在 会社で上位役職についてる方
一番危ない層なので早めに読んで気持ちを切り替えていきましょう

 

それともう一つ

自分の人生は自分だけのかけがえのないものです

も少し肩の力を抜いて生きてみませんか?