ひろ★読書レビュアー

ビジネス本中心に読んだ本のアウトプットをして行きます

50歳からはこれしかやらない〜早く読まないと人生手遅れになるかも??

仕事一筋の男性の方 今のままで定年後は幸せになれると思いますか?

残念ながらそうでない可能性が高い 

 

 

だからこの本を読んだ方がいいです

読んで、向こう30年間をどう生きていくか?作戦を練りましょう

 

 

 

人それぞれの生きた歴史ってあるし

 

それはそれぞれ尊いものだと思う

 

大概の人は「仕事に打ち込んできた!」って胸を張って言うだろう

 

でも、

 

それでも

 

よく考えてみて

 

仕事に打ち込むって素晴らしいことだけど

 

定年で自分から仕事がなくなったら?

 

会社が自分を必要としなくなったら?

 

その時はあなたはアイデンティティを何に求めるの?

 

この本は多くのサラリーマンが薄々感じてるけど思わず目をそらして
しまうところにスポットライトを当てた一冊です

 

50代って、20代の時以来の人生の選択肢を迫られるとき

 

20代って就活で人生の命運をかけた選択をしないといけない
早ければ結婚という人生で最も大きな選択肢も現れる

 

50代は?

 

子供も大きくなり、早い人では住宅ローンも完済し
経済的に余裕の出てくる人もいるでしょう

 

会社人として見るなら、出世コースに乗れればいいですが
コースから早くもリタイアしてしまった人は今後の身の振り方を
考えないとならないでしょう

 

よくも悪くも50代って自由になるもの、なら無いもの含めて
選択をしないといけないものって沢山あるんです

 

だから慎重にならないといけない

 

時にはゆっくり時間をかけて今までの生き方を振り返り、これからの将来のことに思いを馳せるべきなのです

 

多分、サラリーマンの多くの割合を占めてるだろう会社一筋の方々
ちょっと足を止めて考えてみませんか?

 

ここから先、仕事一筋を貫いて出世街道をひた走るために


自分の自由な時間とストレスを引き換えに頑張りますか?


それを望むならそれも結構

 

でもよく考えてみてください。仕事一筋で頑張ってその後は?

 

仮に60歳で定年退職したとして、80歳まで生きることができれば
20年間どうしますか? まだお世話になった会社で頑張る?

 

無理ですよね。

どう頑張っても65歳くらいが限界

残り15年はタダの人として生きていかないといけません

 

例え、会社で部長やって他としても会社辞めたら肩書きは通用しません
逆に肩書きをかざされたら周りからウザがられますよ

 

今まで通用していた権威性を失った時にアイデンティティが崩壊してしまいかねません

 

特に男性

 

特に会社で偉かった人、高学歴だった人

一番危ないです

 

だから取り返しの付くうちに老後の自分が幸せな人生を歩める様に
今のうちから準備を始めましょうというのがこの本の内容です

 

著者の大塚 寿さんはリクルート社で経験を積まれ、数多くの転職者と
関わりを持っておられました(その数1万人!)


転職者を追いかけて行くと、残念な結果に終わってしまった人

自分の力を生かすことができる転職を見つけることができた人

 

様ざまだったそう

 

成功した人達の共通項目を整理すると
「50代の早くから定年に向けた準備を進めてきた人」

が傾向的に成功していたそうです

 

仕事以外の趣味や勉強に熱中してみたり

(そこから生まれる新たな人の関わりを大切にする)

 

若い人と積極的に関わりを持ってみたり

 

はたまた、人間関係のコネを上手く利用して定年後の転職活動を
コツコツ進めてみたり。。。

 

簡単にまとめると仕事以外のコミニュティーを探し求め、
アイデンティティーの柱を複数持っておくということが定年後を幸せに
過ごすポイントになってきます

 

そのために、まず初めに取り掛からないといけないこと

 

①仕事の責任を徐々に手放していく(特に55歳以降は)

②周りから無理して「できる奴」って思われようとしない

 

この30年間組織のために自分の時間を散々切り売りしてきたんだから
これ以上、もういいでしょ

 

そろそろ自分の為に自分の時間を使っても攻める権利は誰にもない
誰も自分の人生を棺桶まで面倒きてくれやしない(ご家族は別ですよ)

 

だから無駄に責任を負ってストレス溜める必要なんてないんです

 

自分に残された10年ほどの準備期間で、備えられるものは備えていきましょ

 

じゃあ何を準備すればいいんだ?

と思う方もいらっしゃるでしょう

 

そのためのこの本です

「50歳からはこれしかやらない」(大塚 寿:著)

この本を読んでいただければ、今から何を備えておくべきかが見えてきます

 

45〜50歳までで、現在 会社で上位役職についてる方
一番危ない層なので早めに読んで気持ちを切り替えていきましょう

 

それともう一つ

自分の人生は自分だけのかけがえのないものです

も少し肩の力を抜いて生きてみませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルビンの壺が割れた〜シックスセンスのラストが好きならオススメです

読書レビュー【ルビンの壺が割れた】

 

宿野かほるさんが2017年に発表した作品

当時は口コミで結構話題になった様で、全く興味が無かった私もその名は

耳にしたことがある 

 

 

昔交際していた男女が数十年の時を経て、facebookを通じて再開、

ぎこちないやりとりが、徐々に変容し始め・・・衝撃のラストを迎える

と言うのが大まかなあらすじ

 

主人公?の障害者施設で勤務する、50歳超えのおっさんが

facebookでたまたま見つけた、元恋人のアカウント

 

懐かしくも苦い思い出を思い出すように、メッセージでやりとりするという

DMのやりとり内容をストーリーにする手法が使われてます

※後書きで担当編集者は「この本は分類不能だ」とした様です

 

この本はたまたま寄った本屋の売れ筋コーナー(どの本屋にも必ず目立つ所にある)

でフェースを広げてたので、目に入ってきました

 

最初は特に興味も無かったのですが、表紙、裏表紙にやたらと読んで驚く的なことを

書いてあったので、5分間悩んだ末購入しました。

 

最初は、「値段安いし、ページ数も少ないか気晴らしになればいいや」

くらいに考えて他のですが

 

いざ、読んでみると・・・

猛毒を喰らった気持ちになりました

 

本全体としては、結構淡々とストーリーが進んでいきます。

作者の宿野さんが、あまり難しい文章表現をしないので、内容が頭に入ってきやすく

情景描写も理解しやすいです(書簡交換型ストーリーの影響?)

 

本の帯(よくセールストークかいてるやつ)にやたら「ラストがどんでん返し!」

と盛り上げてたので、読みながら伏線はどこじゃーと考えながら読んでました

 

多分、中盤に差し掛かるまでに自分的などんでん返しが3パターン位

考えておいたのですが・・・・

 

後半〜ラストに差し掛かるにつれて、話しがだんだん不穏な方向に向かっていき

そして衝撃のラストを迎える

 

「そうきたかよー!全然想像できなかったわ(涙)」

 

完全に私の想像の斜め上で終わってしまった。

最後の1ページは正直言って呆然と眺めてしまった・・・

この1ページが猛毒のレベルをさらに引き上げてるぜ

 

あんまりショックだったので寝る前に読み終わって、寝て起きたらもう一回

ラストシーンだけ読み返してしまった(笑)

 

改めて、Amazonで読者レビューを調べてみると

見事に評価が分かれている

 

①肯定派の意見

・放心状態になった、言葉がでない

・あまり本を読まない私でも面白い

と言った、ほぼ私と同じ感想をもった人が多い

 

②否定派

 ・中身がない、期待はずれ、金返せ

 ・炎上商法に乗せられた

  といった、取り付く島もない評価が目立つ

おそらく、前評判があまりにも凄かったので読む前から期待値が高過ぎたのだろう

 

レビューの分布をみると★5〜★1までの分布が割とばらついてるので

人によって評価が割れやすい作品なのだろうと思う

 

 

なので、私がこの本を接客販売するのであれば、こう説明するだろう

「ブルース ウィルス主演のシックスセンス」のラストが

大好きならこの本は絶対にハマります

 

 

評価の分かれる本ですが、私的には面白く人にオススメできる本だと

思ってます。興味ある方はAmazon購入サイトリンクを上部に貼り付けて起きます

お試しあれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読書レビュー「決定版 5G」

5Gの可能性はめちゃ大きい

スマホの新機能的に5Gの事を知り、何となく「5Gってすごいんだね」って位しか知らない人も多いと思いますが、ズバリ言いましょう

 

「そうです5GはすごいDETH」笑

 

何がすごいって?

 

総務省が作成した動画が2本ありますので、まずはこれを見てください

見たことあるよって人は飛ばして結構です

 

■イメージVTR「Society 5.0」

 

・イメージムービー(ショートver) ※最後ちょっと泣けるかも

 


www.youtube.com

 

・5Gが普及することにより変わる世界 ※こんなんなったらマジすごい

 


www.youtube.com

 

この動画を見れば5Gの可能性がおおよそ理解できますが、もっと詳しく知りたいって方には「決定版 5G」がお勧めです

 

■この本で書かれていること

 

ここまで来てようやく読んだ本の紹介です

amzn.to

 

著者が総務省の方というだけあり、この本に書かれている内容が、今後日本における国策という事になります。よって将来のビジネスチャンスはここから生まれると行って過言ではないでしょう。

 

内容は総務省作成の本の割に、非常に5Gについてわかり易く、文章も言葉遣いが重たくないので読みやすい本となってます。

 

現場、5Gについてはアメリカ、中国、韓国に遅れを取っていると思われてますが、全国におけるインフラカバー率は日本が世界屈指であると著者は語っております。

 

5Gの特性として「アップロードのスピードが4Gより圧倒的に早い」「直進性が高い」「障害物に弱い」等から、ローカル5Gという屋内でのローカルネットワーク設備で強みを活かし、弱点を補完していくといったインフラの普及の進め方についても触れてます

 

では5Gが普及すると私たちの生活って何が変わるの?って疑問が湧くと思いますが、

動画でも触れている通り、

 

①アップロードの早さを活かし、ライブなどで臨場感あふれる視聴が可能になる

②自動車の完全自動運転が可能になる

③遠隔操作で機械、またはロボットの操作が可能になる

④医師が遠隔診療(または遠隔治療)を出来るようになる

⑤最後にあらゆるものがインターネットを通じて繋がる事が出来るようになる(IOT)

以上が5Gにより実現可能、または更なる進化を遂げて行きます

 

 

周りを見渡していくと、5Gの可能性を引き出してくれそうな企業、商品が出現し始めてます。

 

プレイステーション5、VRゴーグル、IOT家電などなど

 

Appleについても、自動運転カーの開発で話題になってました
※これにより日本の自動車業界は困ってるようですが・・・

 

こういった産業が今後の世界で存在感を増してくるでしょう。

もし、将来どんな道に歩んでいこうか?悩んでいる方がいるのであれば、関連する産業に進むのも一つの手かもしれません

 

■おわりに

5Gが普及する事で明るい未来が来るぞーバンザーイともいきません。

今後、開発するに当たり国際情勢も踏まえた課題もきちんと述べられてます

 

読んで感じたのは、そんなに遠くない未来が万人にとって素晴らしい世界になる為に、
みんながもっと主体性を持ってSciety5.0に取り組んでいかねばならないという事です。

 

あと10年もすれば生活弱者となる人たちがもっと増えていきます
そんな時に5Gを起点としたテクノロジーによってもっと住みやすい日本でなければ、
国としての力を失ってしまいます

 

5Gというテクノロジーを単にスマホの進化版として捉えるのではなく、
世界を大きく変える力を持ったものとして、どう活用していくかをみんなで考えていくかが
今後の未来を方向付けるのではないかと思います

 

以上、読んだ感想でした それではまた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読書レビュー「答えを教えないインバスケット教育法」

「答えを教えない」インバスケット教育法

 

著者:鳥原隆志さん(株式会社インバスケット研究所 代表取締役

おすすめする方 企業の教育担当の方

読んだ効果 研修では教えにくい現場問題解決力と優先順位の付け方を学べる 

Amazon評価 ★四つ半

私の評価   ★四つ

 

 


ダイエーで教育に携わっていた鳥原さんの著書です

同じテーマで複数出版されてますので、以前読んだ事がありインバスケットについては記憶してました。

 

先日、本屋に立ち寄った際、改めて読んでみると今の若い人たちの悩みがここに凝縮されてるんじゃないか?とハッとしました

インバスケットとは「問題解決の手法」の事です。検定試験もある資格で合格率は極めて低い難関テストになります

 

■インバスケットとは

 

インバスケットとは「模擬体験ツール」の事で直訳すると「未処理箱」という意味になります

元々はアメリカ空軍の士官学校で学生が身につけた知識を本当に戦場で活用できるか?を試験する為に始めたのが最初と言われています。

 

試験のやり方は架空の設定を作り、その人物になりきって未処理箱に入れられた様々な課題を制限時間の中で回答していくというものです

 

※インバスケットの具体的な説明について下記リンクもお読みください

・インバスケットとは? bizuhint.jpより

bizhint.jp

 

 インバスケット試験については下記サイトで練習問題も入手できます

怪しいサイトではないですがメルマガが送られてくるのでそこだけご注意を

 

www.evandelay.com

 

■この本で語っている事

インバスケットそのものだけでは無く、企業がインバスケット研修を導入するに当たっての考え方を中心に紹介しています

 

大手ケーキ製造販売の会社を題材に、「報連相」を若手社員に教える為にインバスケット思考をどう活用していくのか?を会社の教育組織の女性部長が奮闘していくお話をフィクションと解説を折り混ぜて説明しています。

 

ストーリー編と解説編が交互に来るので、ストーリーを素直に楽しみたい方には、読みにくいかもしれませんが、解説されてる事は理解しやすい構成になってます

 

■インバスケット教育の特徴

インバスケットは、テストとテスト結果に対するグループワークをする事により分かっているつもりでも、実は本当の意味で理解できていなかった、実践できていなかったいう事に気づいてもらう事を目的としています。

 

答えに明確な正解がないのも大きな特徴で、グループワークから出てきた自分とは違う問題解決手法を知る事によって、自ら気づき、対策を自ら考え、スモールスタートでも良いので現場で取り組んでもらうのが、狙う効果となっています

 

・・・て段々と、インバスケット研究所の手先みたいな紹介になって来ましたが、
再度ポイント整理すると「答えを教えない」「自分で考えさせる」の二つになります

 

企業で教育を専門としている方には参考材料としてお勧めします。

私も企業の教育担当ですが、読んでこんなやり方があるんだーと結構驚きましたので

 

教育ってやもすると、インプットばかりを大量に行い、アウトプットできているかの検証てあまりされてません。インバスケットはそれを測る一助となるでしょう 

 

■最後に

前述した通り、この本はインバスケット教育の仕方を中心に説明している本です。よって個人で学ぶための教材としては少し不向きな気がします。

私が入門編としてお勧めするのはこちらの本です。中古で良ければかなり安くなってますので

まずはここから始めた方がいいかもしれません

 

このインバスケット思考は、今のステージから上のステージに行こうとしている人向け

教材です。

 

本来はステップアップ前に学んでおくと良いと思いますが、導入している企業も多くはないと思います。

 

個人でも独学が可能ですので、まずはテストを解いた後に友人や同僚に

意見(フィードバック)をもらいながら自分以外の考え方を柔軟に取り入れていく・・

 

そんな感じで初めて見てもいいのではないでしょうか?

 

以上、読書レビューでした。それではまた

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

書籍レビュー「女性たちが見ている10年後の消費社会」

【女性達が見ている10年後の消費社会】

 

著者     日野 佳恵子さん(株式会社ハー・ストーリィ代表)

Amazon評価 ★★★★☆

私の評価   ★★★★☆ 前半箇条書きが多すぎて読むリズムが悪い点マイナス

             ※但し内容は星5です

 

読んで頂きたい対象:真剣に女性の力を取り入れて行きたい方

読んだ効果:①女性の力を本当に借りたくなる。もしくは女性の躍進を真剣に考えたくなる

      ②女性視点を学ぶ事で先行きに見通しが立てやすくなる

      ③彼女または奥さんの言動の真意が理解できる笑

 

 

マーケティング視点において女性の購買力は大切だと思う人は多いが、

実際には来店客層の傾向だけで女性の購買力を捉えがち。

 

忘れてはいけないのが、女性は家族を含めて「代理購買」を行うということ

子供の服から始まり、友人へのお土産といった関係性維持の消費も女性ならではの

消費のされ方です。

 

また「幸せになりたい」「憧れの人になりたい」等の気持ち消費も大きな特徴

 

男性とは全く違う消費スタイルを持っている女性だが、短絡に女性が優れているとか

では無く、元々は男と女はお互いを補完し合いながら生きていく様に設計されている為

男性はスペック重視、女性は気持ち重視の消費スタイルになっていると著者は解説している

 

本書の構成

  1. 女性に関する統計データから見る近い将来の変化
  2. 女性の買い物に対する影響力の考察
  3. 女性視点のマーケティング事例(ワークマン+、スープストック東京など)
  4. 女性視点マーケティングを理解する上での5つの理解
  5. 女性達が見ている10年後の消費社会

 

女性視点マーケティングは、従来のマーケット分析手法を疑ってかかる事がポイント

男性視点では商品の良し悪しは兎にも角にも「高スペック」である事だが、

しかし女性視点になるとモノを通して「使う事により幸せなれるか?」を見ている

 

スペック重視になるとマーケットは当然のごとくレッドオーシャンになるが、気持ち重視になると未開拓の領域が多く、ブルーオーシャンが広がってくる

 

よって「女性の視点」というものをしっかり理解しないと、今後の消費社会に対応できなくなる可能性が出てくる。その視点について、この本でわかり易く説明されているので是非読んで頂きたい

 

女性の就労率が7割を超える中、ライフステージ別に今後の予測も書かれており、

これまたポイントをついた予測なので、商品開発をされる方は是非参考にしてみてはどうだろう。販売職の方も売り場作りに活かせるヒントになる

 

「女性は消費に大きな影響力を持つ」

よく考えてみれば子供を持つ主婦は買い物の際、常に家族の身の回りで必要なものがないか

考えながら、生活必需品で不足しているものがないかを考えながら買い物をしている。

常に自分の事ばかり考えてる男性とは買物時の客単価がそもそも違う

 

また、ご主人のおしゃれ着にも少なからず影響を及ぼすのが女性の特徴

振り返ると私も奥さんと一緒に買い物に行くと、服選びは奥さんにイニシアティブを持ってかれてます笑

 

代理購買が多い女性の心理を考えたマーケティングが一つのポイントになってきます。

リアル店舗なら売り場・商品の配置に、ネットならば副販する商品の提案として常に意識しておきたいところです

 

「繋がり消費」も女性の特徴

友人付き合い、ご近所付き合い、子供繋がりのお付き合いでも女性は男性と違った消費パターンを持つ。いわゆる「おすそ分け」「ちょっとしたプレゼント」で見られる様な関係性を維持する為の消費も女性ならではの特徴

 

狩猟時代に遡ると力の弱い女性は集団で身を守る習性があった為に、今なおその名残が強く残っていると本書では書かれている

 

他にも女性視点を学ぶコツが紹介されている。

男女別に満足するポイントが脳の構造上の特徴(遺伝子の特徴?)から違っている点にも

注目してもらいたい。特にジェンダー理解については私も含めて分かってるつもりで全く分かっていなかった女性特有の感情についても触れられており、企業の幹部社員には職場環境の見直しを、家庭に置けるご主人の立ち振る舞いや心遣いについて今一度考えるきっかけにして欲しい。

 

私はこの下りを学び、今までの女性に関する謎が全て解けた気がします

そのくらいジェンダーギャップを知る事は、私に大きなインパクトをもたらしました

 

そういった、女性特有の考え方を整理しながら、今後の社会変化を踏まえたマーケティング上のチャンスを本書では紹介している。

 

例に取るならば、

イクメンが少しづつ社会権を獲得している中、夫婦で子育てする上でのニーズ

②オタク女子マーケット

③女性管理職マーケット

 

など、年齢だけで無く、ライフステージ別にマーケットのクラスターを細かく分けながら

今後伸びてくるであろう消費スタイルが女性ならではの視点で提案されており、

新型コロナの影響に先行き不透明なマーケットに対し一石を投じた形で本書は締め括られている。

 

と、ここまで男の目線からこの本の紹介と感想を述べてきたが、女性の方が読んでも

共感できる本なのではないかと思う。自分の気持ちを分かってもらえるというのは嬉しいものだから

 

日本の女性の社会進出は世界の中でも極めて遅れていると言われる中、

是非、この本を手に取って頂き、なぜ女性の活躍が大切なのか?を一度考えてもらいたい

 

固い文章になってしまいましたが、書籍レビューでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

財務三表が簡単に学べる本の紹介

財務三表って大事なのは分かってるが、難しい・・・

 

多くの方が同じ悩みを持ってると思います。

私も同じ悩みを持ってますので

 

元々、損益計算書(P/L)は仕事でよく使うので、味方と分析の仕方は

身についてたのですが、バランスシート(B/S)、キャッシュフロー計算書

使わなくても二つは普段の仕事に支障が無かったので、全くと勉強してませんでした

 

ところが、最近もっと経営感覚を持たないとマズイと思うようになり、

B/S、キャッシュフロー計算書を勉強しようとしましたが、

これまたどの本読んでもわかり難くく、頭に入ってこない本が多い

※単に私の理解度が低いせいもありますが

 

そんな中、会計管理の本の入門として非常におすすめなのがこの本

 

会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方

 

 

この本の特徴は、とかく専門書にありがちな1から手順を追うように項目の説明を

するのでは無く、まずは大まかな構造を把握し、同業の企業をバランスシート等を

比較して行きながら、会社毎のビジネスモデルについて理解していける内容です

 

また、紹介されている企業は「メルカリ」と「ブックオフ」、「スタバ」と「ドトール

等、みんなが知っているお馴染みの会社同士を比較するので、この会社はこうやって

利益を出しているんだ!と楽しく勉強できます

 

著者の大手町ランダムウォーカーさんはツイッターとインスタもやられており

定期的に会計クイズが投稿されています。どれも隙間時間でできるものばかりなので

コツコツ勉強したい方にもオススメです

 

 

別リンクに、fundaというEラーニング形式の会計クイズのサイトありますので

こちらも一見の価値ありです。資料が非常にわかり易く説明されてました

 

財務3表を食わず嫌いな方も多いと思いますが、私はこの本を読んで、

理解が一気に深まり、興味を持てる様になりました

この機会に勉強してみませんか?

 

それではまた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コミニュケーションの型を作る②

前の投稿の続きになります

 

前回はコミニュケーションの型を作るにあたり、私が考える基本形について書きましたが、

今回は違う視点の話しになります

 

会社という組織に所属していると、上位下達型の指示が多くなりがちです

それも会社としての歴史が長い会社程その傾向は強くなります

上からの指示内容によっては、現場の腹にハマりにくい指示も当然多くなります

 

幹部社員の方も疑問を持ちながら部下に指示を出すシーンが出てきますが、

そういう時こそ「背景をキチンと説明する」がポイントになって来ます

 

経営幹部の方も理由も無しに無理を感じる様な指示を出して来ません。

それには何らかの数値を根拠とした背景があるはずです。

少なくとも私の経験上ではほぼ間違いなくそうでした

 

幹部社員の方が、腹落ちせぬまま部下に指示を出していくとほぼ間違いなく指示の出し方が

ゆるゆるになってきてしまい、徹底力はかなり下がってしまいます。

 

よって、「ん?」と思う指示が来た時こそ会社の状況をよく分析してみましょう

必ず根拠となる何かが起きているはずです

 

私が心から尊敬している上司だった方は常日頃から業績に基づいた背景をキチンと説明してくれてました。ご本人もかつて支えた上長がそうして教えてくれてたそうです

納得できない指示が来た場合は、何でそんな指示が来たのか?を自分なりに解釈して、私達に

落としてくれてました。要は自分の言葉で説明してくれてたのです

 

そういう方に支えてきたので私自身も多くの事を学びました。

これは会社員だからという訳ではなく、個人でお仕事をされている方にも有効な考え方だと思ってます。

 

今の世の中を私が見える限りで見渡していくと、一番の課題は「コミニュケーション」に尽きると思ってます。世界の人全てがニュータイプにでもなれれば話しは別ですが、残念ながら人間は言葉という道具を使ってしか自分の想いを表現する事はできません。

また、言葉が使えても論理的に伝えていかないと相手に真意は伝わりません。

 

これは当たり前に見えますが、私も含めて中々出来ていないのが今の実態に見えます。

相手に想いを伝えるには時に丁寧に説明しないと伝わりませんので、コミニュケーションのやり方には心を砕いていきましょう

 

それではまた