ひろ★読書レビュアー

ビジネス本中心に読んだ本のアウトプットをして行きます

コミニュケーションの型を作る②

前の投稿の続きになります

 

前回はコミニュケーションの型を作るにあたり、私が考える基本形について書きましたが、

今回は違う視点の話しになります

 

会社という組織に所属していると、上位下達型の指示が多くなりがちです

それも会社としての歴史が長い会社程その傾向は強くなります

上からの指示内容によっては、現場の腹にハマりにくい指示も当然多くなります

 

幹部社員の方も疑問を持ちながら部下に指示を出すシーンが出てきますが、

そういう時こそ「背景をキチンと説明する」がポイントになって来ます

 

経営幹部の方も理由も無しに無理を感じる様な指示を出して来ません。

それには何らかの数値を根拠とした背景があるはずです。

少なくとも私の経験上ではほぼ間違いなくそうでした

 

幹部社員の方が、腹落ちせぬまま部下に指示を出していくとほぼ間違いなく指示の出し方が

ゆるゆるになってきてしまい、徹底力はかなり下がってしまいます。

 

よって、「ん?」と思う指示が来た時こそ会社の状況をよく分析してみましょう

必ず根拠となる何かが起きているはずです

 

私が心から尊敬している上司だった方は常日頃から業績に基づいた背景をキチンと説明してくれてました。ご本人もかつて支えた上長がそうして教えてくれてたそうです

納得できない指示が来た場合は、何でそんな指示が来たのか?を自分なりに解釈して、私達に

落としてくれてました。要は自分の言葉で説明してくれてたのです

 

そういう方に支えてきたので私自身も多くの事を学びました。

これは会社員だからという訳ではなく、個人でお仕事をされている方にも有効な考え方だと思ってます。

 

今の世の中を私が見える限りで見渡していくと、一番の課題は「コミニュケーション」に尽きると思ってます。世界の人全てがニュータイプにでもなれれば話しは別ですが、残念ながら人間は言葉という道具を使ってしか自分の想いを表現する事はできません。

また、言葉が使えても論理的に伝えていかないと相手に真意は伝わりません。

 

これは当たり前に見えますが、私も含めて中々出来ていないのが今の実態に見えます。

相手に想いを伝えるには時に丁寧に説明しないと伝わりませんので、コミニュケーションのやり方には心を砕いていきましょう

 

それではまた